記憶の底に隠れる前に
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人生には課題が付き物
Category 製作日誌
異界の境界の緑 十七話 木区(カラクリ)をUPしました。
そろそろシリアスが苦しくなってきたので、次はコメディを書くことにしました。
現在、Drifters (ドゥリフターズ)の続編、Prisoners(プリズナーズ)を執筆中です。
続編といっても時間的にはプリズナーズの方が先になるので、アルノリドが出てきません。
間抜けな彼がいないため、笑いをどこに持っていくか悩みどころです。
それと「コウモリ学園書道部」を次回の更新で下ろすことにしました。
あまりにもジャンルがばらばらなので、少し整理してみようかと思いまして。
いずれまた増えるのは目に見えてますが。
このサイトにとって「まとまり」とか「統一感」って最大の課題かもしれません。
いや、私の人生の課題かも……。
昨日、ようやく妹が旅立ちました。転出届と婚姻届が入った鞄をぶらさげて。
寂しいというより、忙しさがひと段落したなというのが正直な感想です。
のんびり屋でいつもぎりぎりの彼女を、きりきりしながら急き立てて数ヶ月。
招待状の紙を選ぶことから引き菓子手配まで、何で私がと言いながら、凝り性なので結果楽しんでしまいました。
いつでも嫁にいけるぞ私と呟きながら、引越しの単身パックの見積もりまでする始末。
今朝、全く片付いた様子の見えない部屋に人の気配がなくて、「あ、行ったんだな」と漠然と思いました。
炊飯器もガス台もない新居で、今頃何を食べてるのか知りませんが、仲良く喧嘩しながら元気にやっていてくれると嬉しいです。
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雲が流れてゆくように
Category きになる言の葉
「座禅中に何か妄想が起きたら、雲が流れてゆくように行かせてやります。
そしてそれ以上次念を追わないことです」
考え事はいつの間にか頭の中を占めていて、なかなかそこから抜け出せません。
だけど、この言葉のように抵抗も諦めもせずにゆるりと流すことが出来るのなら。
そういえば、雲が流れるのを見たのは、どれくらい前のことか思い出せない自分がいます。
風より早く動くことが当たり前になった今、時々止まってみるのもいいかもしれないと思いました。
妹がウェデングドレスの試着に行くと言うので、貸衣装のお店までついていきました。
鏡だらけの部屋に真っ白なドレスが並んでいて、本人、テンション上がりまくり。
かたや、初めてドレスを手にし、数ヵ月後にそれを着て主役になろうかという人。
かたや、学園祭やゼミの民族衣装ファッションショーで、妙な格好をしてきて、
ウェデングドレスは、たかだか花嫁コスプレという認識しかない人。
……このテンションの差はいうまでもありません。
そのフロアにいる花嫁さんは、全部で四人。
あの重いドレスを次々と着替える体力は、気合いのなせる業なのでしょう。
だんだん、面倒くさくなった同行者は一人また一人と、椅子に沈み込んでいました。
私も、思いっきり座ったままデジカメを構え、怒られる始末(笑)。
他の人が着ているものが良く見えるらしく、同じドレスがぐるぐると回っていきます。
二時間かかって六着試着し、一番最初に試着したものに仮決定しました。
「一生に一度だから」。その言葉が生み出すパワーは本当に恐ろしいものです(笑)。
昆虫が苦手です。
外にいるものはそれなりに我慢できるのですが、家の中で見ると、どうしても叫んでしまいます。
心の準備が出来ていないので…。
梅雨時期に本を開くと、中に小さくて透明な虫がいます。
発見すると同時に本を読むのを止めてしまっていました。
最近、彼の名前を知りました。「紙魚(しみ)」というらしいです。
何となく字面で、存在を認めてしまった自分がいます。
これで、読める本が増えたかもしれません(笑)。