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記憶の底に隠れる前に

気になる言葉から日常話まで
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花は半開、酒は微酔。

何事も、ほどほどが良いというはなし。

4月に2月の寒さ。5月に7月の暑さ。
身体がついていきません。うがー。
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迷った道が私の道です
めずらしくリアルタイムでテレビを観ていると、変わった場面が映っていました。
田舎道で歩き続ける人々。会話をしながら、なんだかのんびり。
どうやらCMのようですが、台詞と映像が詩的に流れていきます。

そして珠玉のひと言。
「迷った道が私の道です」

うおー、すげー。感動しまくりました。
「迷った」と認めつつも、それこそが自分の「道」だと言える強さと潔さ。
手作りものでちょっと失敗したときに
「いやー、これを狙ってたんだよね」とかなんとか言うのとはわけが違います。

ほんっとにいい言葉でした。
例え、それが焼酎のCMであったとしても(笑)


途切れない歌

先日、宮沢和史さんのライブに行ってきました。
会場が狭かったおかげで、どっぷりと歌に浸れてきました。

「イパネマの娘」を歌われたときのこと。
イパネマビーチを見たこともない北の人たちが、この歌をカバーしていたそうです。
「世界中で今も歌い続けられている。もしかしたら、その歌は終わることがないのかもしれない。そういう歌を作りたい」

ひとつの作品としての歌が、人の間を通っていって、大きな作品になる。
糸のようなつながりが地球全体をめぐりめぐる。
そのつながりの中にいれたことが、とても幸せでした。
 

雲が流れてゆくように
吹禅尺八会での小管大徹師のお言葉です。

「座禅中に何か妄想が起きたら、雲が流れてゆくように行かせてやります。
そしてそれ以上次念を追わないことです」

考え事はいつの間にか頭の中を占めていて、なかなかそこから抜け出せません。
だけど、この言葉のように抵抗も諦めもせずにゆるりと流すことが出来るのなら。

そういえば、雲が流れるのを見たのは、どれくらい前のことか思い出せない自分がいます。
風より早く動くことが当たり前になった今、時々止まってみるのもいいかもしれないと思いました。
それがなくても

「それがなくても食えるもので、お金を貰っていくのは大変なことだ」
北野武さんが誰ピカでしみじみと語ってらっしゃいました。
さすが監督だなーと思いながら、ふと考えました。

「それがなくても食えるもの」に費やす時間の何と多いことか。
例えお腹がいっぱいだとしても、色々なことは起きるから、
それに立ち向かうために、笑いあうために、「それはある」。

必要不可欠ではないけれど、ないよりはあったほうがいい。
気の早い新芽を見ながら、小さな詩集を読みながら、ぼんやりそう思います。

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