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記憶の底に隠れる前に

気になる言葉から日常話まで
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ウォードの箱
19世紀、航海する船の中には植物採集者『プラントハンター』たちがいました。
彼らが植物を弱らすことなく持ち帰るために使っていたのが『ウォードの箱』。
ガラス瓶のなかで青虫をさなぎにさせようとしたウォード医師が、密封したまま忘れてしまい、数ヶ月後そこからシダが生えていたことから生まれた箱です。(川崎景介 花が時をつなぐ:講談社)

ウォード医師にしてみれば、忘れていた青虫がシダに変わっていたんですよね。
しまったと思って慌てて開けると、土から綺麗な葉が伸びていた。
しかもそれが何ヶ月も密封されたガラスの瓶!
そりゃあもう、確実にメルヘンです。
青虫さんには申し訳ありませんが…。

便利になってメルヘンが減ってしまうのは、残念ですね。
でも、本の中には限りなくメルヘンが存在する、昨今。
そうすると、便利なのも悪くないです。多分。
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