記憶の底に隠れる前に
気になる言葉から日常話まで
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妹から泣きながらの電話がありました。
『ご飯の支度が出来ないよお』
何事かと思えば、イニシャルGが台所に出て、応戦結果、勝利したそうなのです。
しかし、戦場は食パンの上。新聞はとってないので、被せるものもない。
それ以上は近づけず、玄関に向かうことも出来ず、立ち尽くしていました。
「旦那は?」
『まだ、仕事』
「何時に終わる?」
『分からん。姉ちゃん、片付けに来て~(泣)』
どんなに急いでも、片道五時間かかります。しかも、私も見ることすら無理な人種。
「落ち着け、人選ミスだ。私が行ったところで何も出来ん」
『ああ、そうだった。……パンはまだ五斤も残ってたのに』
「五斤って、どこのパン屋だ」
『あ、五枚の間違い』
「いいから、食品のないところに篭れ。外にも出れないんじゃ、メールして帰りに弁当買ってきてもらうしかないな」
『うん、そうする』
限りなく後ろ向きな対処法ですが、何とか落ち着きを取り戻して、彼女は寝室に篭りました。
あとは、旦那が虫嫌いでないことを願うだけです。
『ご飯の支度が出来ないよお』
何事かと思えば、イニシャルGが台所に出て、応戦結果、勝利したそうなのです。
しかし、戦場は食パンの上。新聞はとってないので、被せるものもない。
それ以上は近づけず、玄関に向かうことも出来ず、立ち尽くしていました。
「旦那は?」
『まだ、仕事』
「何時に終わる?」
『分からん。姉ちゃん、片付けに来て~(泣)』
どんなに急いでも、片道五時間かかります。しかも、私も見ることすら無理な人種。
「落ち着け、人選ミスだ。私が行ったところで何も出来ん」
『ああ、そうだった。……パンはまだ五斤も残ってたのに』
「五斤って、どこのパン屋だ」
『あ、五枚の間違い』
「いいから、食品のないところに篭れ。外にも出れないんじゃ、メールして帰りに弁当買ってきてもらうしかないな」
『うん、そうする』
限りなく後ろ向きな対処法ですが、何とか落ち着きを取り戻して、彼女は寝室に篭りました。
あとは、旦那が虫嫌いでないことを願うだけです。
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