記憶の底に隠れる前に
気になる言葉から日常話まで
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ユースホステルに泊まるとミーティングというものがあります。
夕食後にお茶でも飲みながら、お話でもしましょうということで、旅の情報交換を中心とした会話が行き交います。
このミーティング。日本特有な上に街中のユースではないことが多く、談話室に話したい人だけ行ってくださいというところもあります。
常連さんだけで固まっていたりすると、さすがに避けますが、長い期間の一人旅同士だと、話が盛り上がって楽しいです。
ユースは男女別の相部屋が基本なので、私の場合、一人でいたいときは最初からビジネスホテルをとります。
宿泊費が安いからといって、無理をしては人も自分も楽しくないですからね。
逆にユースに泊まるときは、長々と話す準備が整っていたりします(笑)。
どういうところを回って来たか、これから何を見に行こうとしているのか。
同じ目的があるから、旅を楽しみたいと思う気持ちは一緒だから、話がはずみます。
夜遅くまで話して、翌日、別々の場所に出発する。
次の年にまったく違う場所で再会なんてすると、そりゃもう感動します。
いくつもの分岐点を通り、連絡先も知らない人と偶然の再会をするということは、今までの自分の道が一本に繋がったような気がするのです。
ただすれ違っているだけでは、こんなに感動しないと思います。
話すということは、想像しているより大きなきっかけと可能性を残してくれるんですね。
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