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記憶の底に隠れる前に

気になる言葉から日常話まで
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春祭り参加準備中
異界の境界の緑 「第八話 木有(ニワウメ)」をUPしました!

導入部分なのでちょっと短くなりました。
作中でハクシャのやっていたことは本当に苦しいので、よい子はまねしないでくださいね。


今、すおう様主催の「春祭り」に参加するための作品を書いています。
「春祭り」 URL:http://maturi.hanagumori.com/ 

春を題材にした33個のお題の中から、3つ以上選んで小説を書くという、とても面白そうな企画です。
今回のお話は、私にはめずらしく、現代恋愛ものになりそうです。

5/1に一斉公開なので、頑張って書きます。
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新芽の季節

薄黄緑の芽をあちらこちらで見かけるようになりました。

同時に新しい生活を始めた人たちの姿も、あちらこちらで見かけます。
いつも行く美容院にも、研修生がいました。
三月末から入ったということで、初々しさ大爆発です。

おつりを間違ってパニックに陥り、ポイントカードを渡し忘れてさらにパニック。
「ももも、申し訳ありません」というのもカミカミ状態。
先輩が「すいませんねぇ」と奥から出てくる始末。
「いいっすよ。急いでませんから」と笑いつつ、
『あんたもそうだったじゃん。みんな通ってきた道じゃん』と心でツッコミをしました。

ああやって許してくれた人がいるから、私もこうして今に至るわけですし。
それを思い出すと、何だかほのぼのとしてしまいました。

必要な言葉
北海道にお気に入りの言葉があります。
「なんもだぁ」もしくは「なんもなんも」。

「ありがとう」、「ごめんね」と言った後によく返ってきました。
意味あいとしては「気にしなくていいよ」に近いようです。

これを言われると、もう笑顔しか出てきません。
私にとってはすごくシンプルで暖かい言葉です。

その人が育った土地の言葉だから、自然で心に届く。
必要な言葉って案外少ないのかもしれません。
上手くなるコツ
「文章が上手くなるコツは、沢山本を読んで沢山作品を完成させること」だそうです。

春になったので、大きい方のラベンダーの鉢を6号から7号に変えました。
鉢から取り出してみて、びっくり!
凄く、根が回っていたのです。
外からでは分からなかったけれど、中ではどんどん成長していたのですね。
小さな鉢のままではこれ以上大きくなれなくなってました。
少し根をほぐして、新しい土を足しました。

そういう作業が作品にも必要なのでしょう。
長編にも憧れますけどね。
畑を持つにはまだまだです。
今は鉢をひとつずつ大きくしながら進んでいこうと思います。
送るための歌
コウモリ学園書道部 「前夜祭は百鬼夜行3」をUPしました!

「コウモリ~」のテーマは「終わる直前の大騒ぎ」です。
思い出づくりとか達成感とか、先に残るものなんてどうでもいい。
終わるからこそ明るく幕を引きたい。
その瞬間を大切にしたいという切実な想い。

そういう時、人は笑うしかないんだと思います。
これから何が始まるかなんて分からない。
終わっていくものをしっかりと見ていたい。
今の季節に通じるところもありますね。

明るいからこそ、ちょっと切ない。そういうものを目指しています。
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