記憶の底に隠れる前に
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前回の更新から、早一ヶ月が経ちました。
理由は色々あるけれど、ちょっと遅すぎた気がします。
やっぱり連載二本ってのは無理があるんでしょうか…。
まぁ、こんなに遅くなることは滅多にないので、もうしばらくこのスタイルでやっていこうと思います。
コウモリはあと5回で終了です。その後どうするか考えたいと思います。
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何処までも透明な暗闇
Category きになる風の書
作品情報:「幾何模様の赤い薔薇」(原稿用紙換算 8枚)
著者:土塀賦之(どべいふゆき)さま
サイト:爆裂ダッシュ
http://spectrum.sakura.ne.jp/bakuda/index.html
作品の場所(2007/5/2現在):Story その他
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回転のキャサリンと無限輪のルーシー。
赤と黒のコントラストが最初は際立っているのですが、読み続けるにつれて別々の絵だと思っていたものが実は一枚の絵だった時のような感覚に陥ります。
二人を取り巻く、何処までも透明な暗闇。詩的に綴られていて、吸い込まれそうになりました。
永遠という難しいテーマの筈なのに、二人の軽やかな台詞回しで描かれています。
流れるように読み進められて、読後は爽やかに同意することが出来ました。
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リストの下の方にひっそりとあるのが、勿体無い。
そんな個人的意見をお伝えしたところ、
「永遠とか永久とかを軽々しくテーマにするのは嫌がる人もいるだろうし読み手さんには敬遠されるタイプの話じゃないかなと思っていたので」という意外なお答えをいただきました。
敬遠どころかピンポイントで「大好きです」と言える作品です。
ペーパードライバーなので、自転車が私の愛車です。
今日は風が強くて、道路脇の水路に落ちるんじゃないかと思うくらい、横に流されました。
父のお古の自転車はぎりぎり足が地面に付く程度。とっさの事態に対応できるとは思えません。
仕方ないので、車が通らない細い道を走っていると、ベビーカーを押した若いお母さんが向こうからやってきました。
すれ違えないことはないので、そのまま気にせず進むと、そこまで避けなくても…と思うくらい道の端まで寄ってくださいました。
挙句の果てに、花屋さんで買い物をした後に、「お気をつけて」と見送られる始末。
軽やかにサイクリングしてみたい今日この頃です。
これで、少しでも読みやすくなればいいなと思います。
それにしても、少し前の作品なのに、読み返すとあんなに恥ずかしいのは何故でしょうか?
言いたいことは分かるけど、言葉が足りない。
けれど直し続けていても前に進めないと考え直して、今回は目をつぶることにしました。
ずっと納得できるものを書き続けるというのは、とても困難なようです。
黒背景に一応のこだわりもありました。
だけど、やっぱり長編を読むとなると、黒背景は目が疲れます。
と、いう訳で美白してみようと計画中です。
サイトの構成自体はこのままにしておこうと思うので、画像が集まり次第。
目標は、5月1日です。